今日読んだ内容は、思い描いている将来の事などに関連する事が多かった。
そのため、印象深いまたは耳の痛いと思った話が多くあり、6つにも上った。
本日読んだ箇所は144ページから178ページ。30ページとちょっと。
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ
著者:大平信孝
出版社:かんき出版
1つ目:「人のモチベーションを構成する要因」を、「衛生要因」と「動機付け要因」の2つに区別して考えること
やる気という言葉は好きではないので、そのやる気を構成する要因というのを考えた事がなかった。
だからこそ、このやる気の要因を定義づけられてのは発見だった。
この考えはアメリカの臨床心理学者のフレデリック・ハーズバーグという人が提唱したものらしい。
「衛生要因」とは、不満や不足に関わる要素のこと
「動機付け要因」とは、満足感や達成感、幸福感に関わる要素のこと
145ページから引用
だそうだ。
例えると、“志望校へ合格するために点数が足りていないから勉強する“は衛生要因であり、“志望校に合格して素敵な高校生活を送りたいから勉強する“は動機付け要因、といった事だろうか。
2つ目:欲望なき目標は、真の目標とは言えないのです。
当たり前かもしれないが、目標は人から与えられるものばかりではない。
会社から売上目標が課されて、それを達成するためにどうするのかを数年間意識してきた。
だから、目標に対して欲望というものが介在する事はなかった。
だからこそ、この言葉に驚きと興奮を覚えた。
自分の人生の目標なんだから、自分の欲望、やりたい事、やってみたい事に焦点を当てて考えなければいけないと認識した。
3つ目:いくら目標を明確化しても、言語レベルでの目標であれば、行動にはつながらないのです。「頭では行動した方がいいとわかっているのに行動できない」というのがこの状態です。
これは、痛い所を突かれた言葉です。
言葉だけの目標では、中々行動には繋がらない。
口だけになるなよ、と釘を刺されました。
4つ目:「頭の声」「体の声」「心の声」を分けて聞く
先程の、言葉だけになる理由がここに記載されている。
“頭の声“というのは、本音ではなく建前であったり一般論を並べる声である。本の中では義務感という言葉で説明されている。
一方で“心の声”は願望に根差した声。「したい」「欲しい」という欲求と言う風に説明されている。
今頭の中で聞こえている声が、どこからの声なのかを知らないと言葉だけで行動に移せない人間になってしまう。
5つ目:「ぶっとんだ目標」を立てる際の最大のコツは、「実現できるかどうか?」よりも、「実現したいかどうか?」を重視することです。
これも自分への戒めの言葉です。
小さく纏まらないために、出来るかどうかで考えるのではなく、自分の心の声に焦点を当てた実現したいかどうかで考えなければ。
仕事をしていも同じだ。
6つ目:目標は「立てたら終わり」ではなく、「育てていくもの」だと意識する。
これまた戒めです。
絵に描いた餅は美味しいです。色々と空想することも楽しいです。
だけど、それではお腹は膨れない。
実現するために、どのように行動するか。
7つ目:人が行動する目的は3つに大別できるということ
これは新しい考え方を発見する内容です。
本によると、人の行動する目的は①人との繋がり②達成③技術の追求、にあるそうですけど。
この②の達成に焦点が当てられやすいです。そのため、中々行動に移せない事が自分には多いなと自覚しました。
そこで、目標に対して①で考えるのではなく、①や③を中心に考える事が行動への移しやすさに変えていく、というアドバイスが僕に刺さりました。
実際に、売上をいくらにする!は正直嫌いです。だけど、誰かのために〜〜を100提案する、だと気の持ちようが全然違うと思いました。
8つ目:確実に行動に着手するために、「いつ、どこで、何をするか」まで具体的に決めてしまってください。
これも戒めです。
ここのブログに載せるかどうか迷いました。
載せるのを躊躇った理由が、自分の怠惰な感情から生じているものだった。
だから、書きました。
結局、行動に移せる事が肝要。
今日は、感想を沢山書きました。
思い付いた感想をただ書いている駄ブログここまで読んで頂きありがとうございます。
感想は以上です。