勉強を教えていると、要点を掴む事が上手い子と下手な子がいる事が分かる。
ハッキリと分別出来るわけではないし、得意な科目によっても勿論変わる。
数学の要点を掴むのは上手いけど、嫌いな社会になると途端に駄目になったり。
どのような事を学んできたか、考えてきたか、元々の持っている資質によって、その要点を上手に掴めるか否かは変わってくる。
そこから思うのが、要点を掴む事が上手い人の真似を下手な人がしてはいけないのではないかと思っている。
頭の良い人は、規則性を見つけるのが上手い。言葉にされていなくても、出されたデータから読み取り自分のものにする事が出来る人が多い。
言葉にされていなくても読み取れるのだ。
一方で勉強の苦手な人たちは、この規則性に気付くのが上手ではない。要点を掴む事に苦心しがちだ。
この2者の間で、そもそもの事象の捉え方に大きな隔たりがある。
だから、勉強が得意な人のやり方、勉強方法をただ真似をする事は間違いなく力にならない。
真似をするのであれば、どうしてその方法が良いのか?を理解してから、目的を理解して取り組むべきだ。
だから、学習本とかも注意しなければならない。
そのやり方は対象が誰に向けられているのか、どのような学力の人が書いているのかをね。