そこそこ勉強が出来る生徒は、教科書の細かい解説、いわゆる言語化された規則を読まなくても問題を解く事が出来る。
教科書に載っている計算式とその解答例を見れば、何となく解き方を掴む事が出来る。
(このやり方だと、より上を目指すときに躓くけど)
そんな、そこそこな人達の勉強の方法を真似ているのかどうか分からないが、勉強が苦手な生徒達も、同じように勉強をしたがる。
(単純に文章を読むのが面倒なだけの可能性もあるが)
しかし、規則性を上手に見つける事が出来ないから、大抵上手くいかない。
そして、問題の正解を作る事が出来ない。
結果、勉強が出来なくなる。
だからこそ、勉強が苦手な子供達には言いたい。
言語化されている規則をしっかり理解しよう。
そして、その規則を理解して問題を解いてみよう。
完璧な理解は確かに難しい。だから10割理解してから問題を解こうとしなくても良い。
ひとまず、何となく理解してから問題を解いても良い。
その代わり、問題を解いた後、何度も言語化された規則を確認しよう。
そうすれば、間違いなくテストの点数は上がる。
テストの点数が上がらない生徒の大半は、規則性を見つけるのが上手ではないのに、規則も曖昧にしか把握しない人達だから。