子供達に失敗の捉え方を変えさせなければいけないのかな??

今、読んでいる本、【やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ】の中で子供達の勉強に対する姿勢を表していると感じた文章があった。

 

 

“たとえば、筋トレ〜(中略)こうして、とりあえずやってみると、「腕立て伏せが10回もできなかった」「筋を違えて痛みが出た」など、思ってもみなかった結果になるかもしれません。あなたは、これを失敗だと思いますか?これは失敗ではありません。行動して得られた成果です。“ 26ページから一部引用

 

やってみて上手く出来なかった事は勿論、失敗である。

 

勉強が嫌いな生徒は、失敗が続くから『もうやりたくない」という気持ちになる。だから勉強が続かない。そして成績も上がらない。

 

しかし、勉強のある程度出来る生徒達は、多少の間違いがあっても動じない。その失敗がどうやって次は正解に出来るのかを考えてくれる。

 

そして、実際に復習をして正解を作るための考え方を身に付けてくれる。

 

勉強をしていて問題を間違えるという、同じ出来事に対して、勉強の苦手な生徒達はその出来事をただの“失敗”と考えてしまう。一方で比較的勉強の出来る生徒はその出来事を“失敗でもあり次に繋げるための成果”と捉える傾向にあるのではないかと思う。

 

この考え方を子供達に徹底をさせなければいけないなと、この本を読んで感じた。

 

失敗をただの失敗にするのではなく、次に失敗しないためにはどのようにすれば良いのか。

 

もしくは、現在のレベルを知れるための結果であり、勉強の仕方や内容を変えるための指標にもなりうるものでもある。

 

10問、問題を解いて全て間違えているようなら、問題のレベルを落としても良い。いきなり問題を解くのではなく、教科書を見ながら問題を解いても良い。

 

出来なかった事と漠然と捉えないように子供達に伝えていかなければ。