英語を教える時は日本語の文章の疑問文と否定文の作り方から教える①

過去のブログ、

英語が苦手な人はまず日本語との違いを意識しろ! - akakuha’s diary

中学生の英語を教科書準拠ではない方法で教える場合はどうすればいい? - akakuha’s diary

英語を勉強が苦手な中学生や高校生、時々小学生に教える時に気を付けている事 - akakuha’s diary

で中学生に英語を指導するときに意識してほしい事や僕自身が気を付けている事をつらつらと書きました。

 

※文章が長くなりすぎたので、前半と後半にブログの中身を分けます。

 

 

特に、母言語である日本語の意識をしっかり持たせる事が重要だという事を強調していました。

 

 

だから指導をする際には、まずは日本語の文法がどのようになっており、どのように言葉を変化させるのかを意識させる。

その上で、英語の文章ではどのようになるのかを説明・指導をしています。

 

 

 

今日のブログで書くことは,『be動詞』と『一般動詞』を知らない生徒、もしくは『be動詞』と『一般動詞』の文章をごちゃごちゃにしてしまう生徒に対して教えている方法です。

 

 

 

 

まず、日本語の文章のはい・いいえで答えさせる『疑問文』と『否定文』の作り方の確認からしていきます。その時に、3つ日本語の文章を作るのですが、それぞれ『動詞』、『形容詞』、『形容動詞』を含んだ文章を作ります。

 

①私は納豆を毎日公園で食べます。

 

②彼女は学校で一番快活です。

 

③彼によって作られた模型はとても美しい。

 

 

こんな感じです。文章の中身は生徒との以前行った会話を思い出してアレンジを加えると、ちょっと授業の雰囲気を楽しくすることが出来ます。

 

 

その文章を確認してから、質問する文章を作るように指示をします。

もちろん、『はい』または『いいえ』で答える疑問文にする事を伝えてください。

 

そうすると大体の生徒は

①私は毎日公園で納豆を食べますか?

 

②彼女は学校で一番快活ですか?

 

③彼によって作られた模型はとても美しいですか?

 

という文章を作る事が出来ます。

 

 

次は否定文を作るように指示をします。

ここで否定文の意味だけ少し確認しておきます。

『私は学校に行く、という文章があったら、私は学校に行か”ない”』

上記のように確認を挟んだ上で否定文を作ってもらいます。

 

 

そうするとほとんどの生徒は

①私は納豆を毎日公園で食べない。

 

②彼女は学校で一番快活ではない。

 

③彼によって作られた模型は美しくない。

 

といった文章を答えてくれます。

 

 

ここまで、5分もかからずに出来るかと思います。

ぶっちゃけ簡単だよね~という言葉を挟んだりもします。

現に簡単だからね。

 

 

そして、ここからそれぞれの規則性の話をしていきます。

どのようにして疑問文を作ったのか、否定文を作ったのかを。

 

 

文章を見ても分かる通り、

疑問文は述語に『~か』を付ければ良い、

否定文は述語に『~ない』を付ければ良い、

事が分かります。

 

 

述語の種類、『動詞』『形容詞』『形容動詞』の種類によらず規則が同じ事を生徒に伝えるのです。

 

 

そうなんです、”述語の種類によらず規則が同じ”なんです。

ここを強調してあげます。

 

 

そして、英語の場合は同じように質問する文章を作る事が出来ない事を強調してあげるのです。

 

 

『日本語は疑問文も否定文も簡単に作る事が出来るんだよ!だけど、英語の場合は日本語とは規則が全然違うんだ~』

 

という事を伝えて、文章の作り方の違いを意識させるところから入ります。

 

 

その後、『be動詞』と『一般動詞』の話に入っていくのです。

 

 

長くなりすぎるので、このブログではここまでにします。