今日は珍しく自習に来た生徒がいる。
自習に来ると、問題は進めるし分からないところを聞きに来る、比較的模範的な生徒だ。
その生徒からくる質問は、全て引っかかっているところは小学校の知識だ。
三角形の面積は『底辺×高さ×1/2』。
だけど、グラフの中に存在する三角形の底辺と高さを正しく答えられない。
では、底辺と高さの関係は??→『垂直』の関係を伝えると、直ぐに答えられる。
そうなのだ。
結局、基本の基本を丁寧に理解できていない事が、問題が出来ない事に繋がっているだけなのだ。
地方の公立中学校の応用問題なんてのは、基本的には全てそのレベル。
基本を詰めて詰めて理解していき、丁寧にその知識を積み上げていけば必ず答えが出てくる。
それを早く子供達に気付かせなければ。
応用問題は所詮、基本の積み重ね。
基本の組み合わせ方を工夫しているだけなのだ。
原理原則を丁寧に理解出来れば勉強は怖くない。
後は、それを上手に僕達が伝えて、勉強出来る環境を整えられるかどうか。