最近の中学生の低学力層は分数の計算が出来ない

驚きモモノキ。

 

 

 

自作の数学のテストを子供達に解かせたところ、驚きの結果が分かった。

 

 

学校のテストで80点近く取れている生徒ですら、分数の計算が満足に出来ない!

 

 

これは中学校2年生以下に顕著にみられる。

 

 

これはいったい何が原因なのだろうか。

 

 

理由はいろいろ考えられるだろうが、1つは学校教育の変化が大きいと思う。

 

 

数年前までは学校の計算ドリルを最低2回や3回は繰り返しやらされていた。

 

 

過去の塾生にもそのように学校から課題を出されている生徒が多かった。

 

 

しかし、新型コロナの流行とICTの学校現場への導入、個性を大事にする教育の蔓延で強制的に勉強させる機会が減っている印象だ。

 

 

分数に関して、理解はもちろん大事だ。

 

 

しかし、やはり繰り返し勉強をし、無意識に出来るようにならなければいけない作業もある。

 

 

2つの数を見て、最小公倍数が直ぐに頭に浮かぶ。

 

 

2つの数に共通する約数を直感的に見つけられる。

 

 

ここら辺は、中学生の数学では考えずとも出来なければいけない。

 

 

考えずに出来るようになるためには、小学生の時に繰り返し行わなければならない。

 

 

しかし、繰り返し学習が減った。

 

 

その結果、今のような、中学生にもかかわらず分数の計算が満足に出来ない生徒が沢山いる現状が教育現場に蔓延っている。

 

 

僕が出来る事は、少なくとも通っている生徒たちのために、それらの能力を付けてあげる事しか出来ない。

 

 

そして、その現実を保護者の方にも伝えなければ。

 

 

新年度。

 

 

 

やりたいことが山積みだ。