政治家は皮肉抜きで凄いなと思う事が多い

選挙がありました。

 

 

政治家に対して、もっとしっかりしてくれと思う部分は多くある。

だけど、凄いなと思う部分もある。

 

それは人前に立って語り続ける事だ。

今回の選挙の投票率小選挙区比例代表で53.84%(総務省のHPのデータより計算)。

有権者の半分の人達は”投票”という行動をとってくれている計算だ

 

 

裏を返すと、もう半分の人達は行動を取ってくれていない事になる。

人に伝える生業に従事している身として、この半分の人達がなんのリアクションもない事は非常に辛い事のように感じる。

 

僕が一生懸命話していても、半分の人が頷きもしないし目線もくれない。宿題を出しているにもかかわらず出さない。

そんな状況に陥ったら、一生懸命語る事が僕には出来ない。

そんな仕事を続ける事は出来ない。

なにかを変えたい強い気持ちが無い限りやる事は出来ないと思う。

 

 

だから政治家の人達は凄いなと思う。

半分の人達が反応してくれないのに話しているのだからね。

 

 

そして、それに加えて思ったことがある。

反応をしれくれない人達に対して、僕は何かをしてあげないと思えない。

反応を返してくれる人には一生懸命さらに伝えようとするけど、反応を返さない人には何もしようとは全然思えないのだ。

 

 

「だって、お前ら一生懸命話しても反応してくれないじゃん??」

 

 

このように思うのは人間として当然の事だ。

だから、日本の政治家がお年寄りに有利な政策を進めるのは仕方のない事だと思うのだ。

だって、若年層の投票率見てよ。

反応くれないんだから、そこに向けた政策が少ないのはしょうがないよ。

 

 

”若者が選挙に行っても絶対数が変わらないから意味がない”

 

 

そんな言葉を聞くけど、じゃあどうするの?って話だよね。

若年層が全員行っても結果に大きく影響を及ぼせない可能性もある。

けど、及ぼせる可能性が”0”ではないよね。

でも行かなければその可能性は絶対に”0”なんだよ。

 

 

今回の選挙の結果を受けて、思った事。

まだ若年層の部類に分けられる年齢の人間の意見。

 

 

あ、行かない事が悪いとかは全然思ってないので。

現状に不満が無いのであれば行く必要もないと思う。

 

若年層の投票率は、何処の国だって低い。

日本に限った話では無い。

 

そして、若年層は無限の可能性を胸に秘めている。

”私は絶対にビックになって、政府の力も借りずに何とか出来るんだ!”

そんな風に考えて欲しいし、そう思うから”選挙なんて行かなくて良い”と思っても欲しい。

 

 

理想的にはどの年代の人も選挙に参加して、色々な意見が出てきてより良い日本になっていく事を目指したいけどね。