彼女は体調を大きく崩してから睡眠を満足に取る事が出来なくなってしまった。
原因を1つに絞る事は出来ない。次の日になる事を極度に恐れるようになった事や、トラウマが夢の中で再現されてしまい夜中に起きてしまう事、そもそも眠る事が悪きものだという考えを醸成させた事、色々な要因が複雑に絡まり合っている。
薬を飲んでも2時間から3時間で起きてしまう事が薬の飲み始めには多くあった。
今でも体調を崩している時は、6時間以上連続して眠る事が出来ない事はある。
しかし、体調を崩していない時は6時間から7時間以上、途中で起きる事なく眠り続けることが出来るようになってきた。
このようになれた要因は色々ある。
①カウンセリングにより心の整理がつけられるようになった
②長い時間働くことが出来て自信が出来た事
③実家を出て、落ち着いた環境が作れた事
④時間の経過と共に心の整理がついてきた事
⑤SNSと距離を取った事
大きく変わったのはここら辺だろう。
眠れるようになったのはやはり色々な要因がある。
何かを変えたから劇的に変わることはない。
それを強く感じる。