地方都市にある進学校、偏差値60を超えてくるような高校の生徒の半数は偏差値45以上の大学(国公立)に進学する事が可能である。
裏を返すと、半数の生徒は偏差値45未満の大学に半数近くが受からないという現状が浮かび上がる。
僕は地方の国公立大学、偏差値は50程度の理系の大学に進学をした。
だから、進学校に進学した半数の生徒がそのような受験結果になる事に対して違和感を持つ。
指導をしていても、当時の自分よりも頭が良いのにと思う事は多い。
それにも関わらず、学校のテストの点数が中々思うような点数にならない、そして大学受験の結果も思ったようにならない。
それはなぜなのか。
理由は単純だ。
そのような進学校にいながらも成績が伸び悩む生徒は、自学力が圧倒的に低い。
自分で勉強する力が低い。
そもそも自学のための勉強時間を、確保する事が全然出来ないのだ。
結局、自学の力を中学校3年生までに付けられないならば、大学受験も決してうまくいかないのは、そういう事なのだろう。