指導をしていて痛感する事。
基礎が固まっていないのに応用なんか手を付けてはいけない。
これは何事においても真理であると思う。
勉強だけではない。
勉強について言えば、中学校の学習内容が理解出来ていなければ高校の学習内容なんか出来ない。
小学校の内容が理解出来ていなければ中学生の学習内容なんか理解が出来ない。
勉強は知識が1年生から徐々に積み上げていくものだ。
だから、中学校の学習内容に躓いている人間が、高校の学習内容のコツを聞いたって意味なんかない。小学校の内容に躓いている人間が中学校の学習内容のコツを聞いたって意味がない。中学生で覚えなければいけない英単語を覚えていない高校生が高校の英語についていけるわけがない。
勉強に躓いたら、やるべき事は学ぶ学年を下げる事だろう。
積み重ねなければいけないものが抜けていないか。
それが自分の学年よりもかなり下だろうが関係ない。
そんな下らんことを気にするようだったら勉強する事を諦めよう。
他の事に時間を使った方が間違いなく良い。
そんなちんけなプライドを気にするようだったら、将来仕事をする時にもっと苦労するだろうけどね。そんな人が仕事をし始めて、4年目5年目になった。基本が出来ていないけど今更聞く事は恥ずかしいから聞かなくて良いか。なんてしたとしよう。厳しいよね。出世は間違いなく厳しいよね。
基礎を疎かにしてはいけない。
躓いているようだったら戻るの。基本にね。
それに気づいて。